鉄拳7には相手の技を受け止めながら攻撃できるパワークラッシュ性能がついた技が存在します。略して「パワクラ」と呼ばれます。
この記事ではパワクラの概要と使い方、デメリット・対策について説明します。
パワクラの特徴は相手の攻撃を受けても攻撃モーションが止まらず、そのまま攻撃できることです。全キャラクターが1つは必ずもっています。
ポールの体が白く光った状態になり、相手の攻撃を受け止めながらそのまま攻撃しているのがわかります。
全キャラクターがもっているパワクラですが、キャラクターや技によって性能に違いがあります。
まず上段攻撃か中段攻撃かです。 上段のパワクラはしゃがんでかわすと浮かされますがガードされても基本的に確定反撃がありません。中段のパワクラは12F〜の確定反撃があります。ニーガンのパワクラは中段のコンボ始動技で、ガードされると-15Fで浮かされます。
ホーミングやウォールバウンド性能がついている技もあります。
複数のパワクラをもつキャラクター、特殊な構えから出すパワクラを出せるキャラクターもいますので、自分の使うキャラクターのパワクラがどのような技なのかを調べてみましょう。
主に不利な状態での切り返しに使います。
攻撃をガードされた・相手の攻撃をくらった場合などの不利な状態で相手と同時に技を出すと、相手の攻撃が先にヒットします。カウンターヒットでコンボにいける中段などを打たれると大ダメージをくらってしまいます。
このように相手が攻撃してきそうだけど不利状態なので攻撃すると負ける、という時にパワクラを狙います。一度決めると相手は有利な状況で安易に攻撃を打ちづらくなります。
※ パワクラは上中段攻撃しか受け止められないので上中段攻撃をよんだ時に使います。下段をよんだときはジャンプステータスがついた技を使います。
パワクラで受け止められるのは上・中段攻撃のみです。下段、投げは受け止められることができません。 またパワクラを投げで止められると投げ抜けをすることが出来ません。
パワクラで相手の攻撃を受け止められるようになるのは基本的にコマンド入力から少したってから(8F目から)です。その前に相手の攻撃を受けると通常の攻撃と同じように相手の攻撃がカウンターヒットします。
なので不利が非常に大きな場合はパワクラを使わずに大人しくガードしたほうが良いことが多いです。
相手がジャブなどの硬直の少ない技を打っていた場合、攻撃を受け止めている間に相手の硬直が終了してしまい、攻撃をガードされることがあります。
パワクラで攻撃を受け止めると一瞬動きが止まるため、「パワクラをみたらとにかくレバーを後ろにいれる」を心がけるとけっこうガードできることが多いです。
パワクラは相手の攻撃を無効化しているわけではなく、受け止めているだけなのでダメージはくらいます。また攻撃を受け止めると一瞬動きが止まるため、つなぎの早い技だと全ての攻撃を食らってしまい、逆に自分のほうが大きなダメージをくらっている、ということも起こります。
デメリット・注意点で説明した以下のことがパワクラの対策になります。
「有利でも攻撃をせずパワクラがきたらガードして反撃する」というのも対策ですが、有利な状態で攻撃をしないことは相手の思うツボ、ということでもあります。特定の状況で毎回同じ技を打つ、有利をとったらとにかく中段を打つ、といった行動がパワクラの餌食になりやすいので、攻撃がワンパターンにならないように意識してみましょう。
パワクラ(パワークラッシュ性能のついた技)についてまとめました。
どういった時に使うかの判断がなかなか難しいので、初心者のうちは無理に使う必要はありません。全く使わない人も多いですし、使わなくても十分に戦えます。
最初はなかなか使い所のわからないパワクラですが、上手く使えると相手の連携に固められて動けない・動くとカウンターをくらう、といった状況を打開することができるようになります。 ぜひ自分のキャラクターのパワクラを調べて使ってみてください。